御社の管理体制は大丈夫?ソフトウェア資産管理のポイントをご紹介


近年、組織がソフトウェアのライセンス監査を受ける機会は確実に増えています。ソフトウェアのライセンス監査が、2度目・3度目という組織も珍しくありません。もし、ライセンス違反があった場合、多額の損害賠償を請求されたり、組織のIT戦略上意図しない是正案を受け入れなくてはいけない場合があります。また仮にライセンス違反がなかったとしても、監査対応に伴った膨大な工数は、組織にとって大きな負担となります。

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「ソフトウェア資産管理」が必要となる理由

ソフトウェアのライセンス監査をきっかけにソフトウェア資産管理(SAM)をはじめられる組織は少なくありません。日常的にソフトウェア資産管理を運用することで、ソフトウェアのライセンス・コンプライアンスの遵守や、監査対応もスムーズにおこなうことができます。また、それらだけではなく、ライセンスの最適化やコスト削減、セキュリティの確保など、ソフトウェア資産管理は、組織のIT戦略において大きく貢献します。

■「ソフトウェア資産管理」をおこなうメリット

【ライセンス利用状況の可視化によるコスト削減】
 ・利用されていない遊休ライセンスを有効活用し、無駄なコスト負担を抑える
 ・ライセンス契約の見直しによるコスト削減

【セキュリティの確保】
 ・危険なソフトウェアの利用を禁止し、外部攻撃や情報漏洩に備える
 ・ソフトウェアのバージョンを管理し、セキュリティレベルを維持する

組織内でのソフトウェア利用状況を適切に把握できていないと、本来必要ではないソフトウェアライセンスの追加購入といった、無駄なコスト負担のリスクが存在します。利用状況を把握できていれば、余剰ライセンスの割当変更による有効活用に加え、ライセンスの調達計画や保守契約の見直しにも役立ち、調達と契約の最適化によるコスト削減も可能となります。

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さらにソフトウェア資産管理は、セキュリティ確保にも役立ちます。現在、皆さんの組織では脆弱性のあるソフトウェアや、情報漏洩につながりかねないソフトウェアが組織内で利用されているかどうかを把握できているでしょうか?

これらのソフトウェアは利用状況を把握できていなければ、脆弱性を突かれ標的型攻撃の被害にあう、意図しない情報漏洩が起こるなど、組織に甚大な影響を与える可能性があります。そのため、ソフトウェア管理をおこなう際には、セキュリティ的な観点からも、詳細な利用状況を把握しておく必要があるのです。

適切な「ソフトウェア資産管理」をおこなうには

まず第一に、組織内で利用されているソフトウェアとハードウェアの現状把握が必要となります。また、現状把握をおこなう上で最も重要となるのが「網羅性」です。ネットワークに接続されている機器だけではなく、スタンドアロン機器や社外で利用されている自社所有の機器も対象とする必要があります。しかし、これらの状況は日々移り変わってしまうため、手作業で把握しようとすると、正確性に欠けるだけではなく、組織内を巡回しながら所有機器を一台一台確認するなど、管理者・利用者の双方にとって大きな負担が生じます。

さらに、正確な保有ライセンスの把握と、使用許諾に沿ったソフトウェア利用がなされているかが重要です。これにおいては多様化するソフトウェアの使用許諾についての理解不足が、大きな弊害となります。正しく購入されているにも関わらず利用者が使用許諾を誤って解釈し、ライセンス違反となってしまうケースも少なくありません。社内のリソースだけでは、それらを解決することは極めて困難です。

そのため、正確な現状把握をおこないライセンス監査に迅速に対応するために、IT資産管理ソフトなどの専用ツールを用いて、ソフトウェア・ハードウェアの利用状況を把握することが不可欠です。その上で、ソフトウェア資産管理の専門家によるコンサルティングなどを活用し、組織内の知識・リソース不足を補うとともに、ライセンス監査にも対応できる運用体制を構築することが理想的でしょう。

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現在、ライセンス監査が活発化していることから、SAMAC(一般社団法人IT資産管理評価認定協会)などの団体が公認するコンサルタントや、ソフトウェア資産管理のソリューションが以前よりも増加し、選択の幅も広がっています。このような背景から、今はソフトウェア資産管理をはじめるチャンスであると言えるでしょう。

ソフトウェア資産管理のことなら、ディー・オー・エスにご相談ください

ディー・オー・エスでは、インベントリ情報の収集に長けたIT資産管理ソフト「SS1」をご提供しています。SS1なら、組織内のIT資産のインベントリ情報を自動収集し、ソフトウェア資産管理をおこなう上で最初に必要となる、ソフトウェアやハードウェアの現状把握に活用できます。

また、SAMAC公認のSAMコンサルタントによる、コンサルティングサービス「SAMサービス」もご提供しています。SAMの構築・運用のコンサルティングや台帳作成などの作業代行に加え、ディー・オー・エスが独自で調査した、約17万5000件(2019年12月時点)のソフトウェア情報を収録したソフトウェア辞書のご提供など、お客様のフェーズにあった支援メニューを豊富にご用意しております。

ソフトウェア資産管理や、ソフトウェア監査への対応についてのお困りごとがありましたら、是非お気軽にご相談ください。

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