【株式会社サニックス様】IT資産管理ソフト「SS1」導入事例インタビュー

「セキュリティ対策」や「働き方改革」にも役立つとして注目されている、IT資産管理ソフト「SS1」。2005年のパッケージ販売開始以降、多くの企業様にご愛用いただいております。
今回は、2020年4月よりSS1をご利用いただいている、株式会社サニックス様の導入事例をご紹介します。

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IT資産管理ソフトを検討したきっかけ

IT資産管理ソフト導入をご検討されるまでの経緯をお聞かせください。

サニックス 松島様 
以前は自社で開発したツールを用いて、デスクトップPCの所在管理をしていました。シンプルな良さはあったのですが、もう一歩踏み込んだ管理をするとなると物足りない面があったんです。
それだけでなく、起動状況の確認のために別のフリーツールも利用していたので、バラバラな管理になってしまっていることも気になっていました。

そこで、Windows 7から10への移行にあわせて専用ツールの導入をご検討されたわけですね。

松島様 
そうですね。当社では半期に1度棚卸をおこなっていまして、その際は100を超える全拠点に通達を出して、各地の事務員の方にPCの所在確認から情報入力などをお願いしていました。業務で忙しい皆さんに手間をかけてしまっている状態を、なんとかしたいという思いもありました。
そこで、専用ツール導入によって全社的な運用効率の向上を図りたいと考えたんです。

トライアルで製品比較。決め手は「操作性」と「基本機能の充実」

SS1導入前、他社製品と比較されたと伺っていますが、SS1を選定された決め手はどういった部分だったのでしょうか?

松島様 
一番の決め手は、Excelライクな管理画面ですかね。情報システム部の複数メンバーで活用することになるので、操作性は重視したいポイントでした。実際にトライアルしてみて、みんなが使いやすいものを選んだらSS1に決まったという感じです。
比較検討した他製品は、ダッシュボードなどが海外のソフトウェアのような見た目で馴染めない印象でした。

その他にSS1の良かったポイントはありますか?

松島様 
SS1は基本機能でできることが充実していますよね。基本機能だけでIT資産管理がしっかりできるところも魅力的でした。他社製品だと、当社が実現したいことをやろうとすると色々とオプションを追加しなければいけなくて、コストがかさむ懸念もありましたので。
それに、SS1であればソフトウェアの未使用期間を確認できたり、詳細に契約情報を管理できたり、かゆい所に手が届くなと。IT資産管理の機能面で考えても、自然とSS1を選ぶ流れになりました。

共有PCのメンテナンスに「ファイル配布機能」を有効活用

操作性やIT資産管理に関わる機能にはこだわっていますので、ご評価いただけて光栄です。導入後は、SS1をどのように活用されていますか?

松島様 
機器一覧やファイル配布機能を、特に活用していますね。
各拠点に渡しているPCは、複数ユーザー共有で使用してもらっているケースがほとんどです。そのため、新しいユーザーアカウントの追加などで、PC環境のセッティングやメンテナンスをおこなうことも多いのですが、作業時に必要なファイルを共有フォルダから落とすとなると時間がかかるんですよね。
通常、その間は相手を待たせることになってしまうのですが、SS1の「ファイル配布機能」で事前にPCの指定の場所にファイルを送っておくことで、この課題はクリアできました。

その他にも、社内ポータルサイトのURLが一斉に変わるとなった際に、古いショートカットを削除して新しいショートカットに切り替えるといったことや、ノートPCに対してメンテナンス用アプリケーションを配布したり、SIM情報やスロットの有無などの情報を収集したりもおこなっています。
SS1を使っているからこそ、こういったきめ細やかな対応ができていると思います。拠点数が多いので、全て人力で対応するというのは考えられないですね。

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(SS1のファイル配布画面 配信一覧イメージ)

見習いたいほどの、サポートデスク対応の丁寧さ

PCの利用者のことを優先に考えた運用をされていて、なお且つ、かなりSS1を使いこなされていますね。

松島様 
はい、活用している自信はありますね(笑)。
SS1は触れば触るほど便利な点が見つかるんです。なので日々、情報システム部のメンバーには「とにかくSS1を触ろう、課題解決にトライしよう。」と伝えています。課題が見つかった場合に、まずSS1で何かできないかと考える習慣が浸透してきていますね。
もし気になったことがあれば、すぐサポートデスクに相談しています。いつも丁寧に対応いただけて、頼りにしています。情報システム部として社内の方々へ対応する際に、見習いたいと思うほどですよ。

サポート体制にも力を入れていますので、そのように言っていただけて嬉しいですね。その他の活用状況はいかがですか?

松島様 
一部の部門ではテレワークを実施していて、それらの持ち出しPCの情報収集にもSS1を使用しています。ネットワークの接続状況を確認することで、社内にあるのか社外にあるのかを確認したり、VPN用のIPアドレスがどれだけ使用されているか把握したりできて便利ですね。

あと、ソフトウェア管理機能も活用してますよ。SS1では「該当のソフトウェアを3か月使用していないPC」がどれだけあるかなど簡単に確認できて、重宝しています。
SS1導入以前は、ソフトウェアが欲しいという要望があれば随時購入していましたが、今ではSS1のデータをもとに、まずは最近使用されていないライセンスがないかを確認して、そこから有効活用するようにしています。「3か月使用していないようなので、他部門に回してもいいですか?」と言えるので、説明しやすくて助かりますね。

「約300時間」と想定される棚卸工数をゼロに

IT資産管理系の機能をくまなくお使いいただいていますね。課題に挙げられていた棚卸については効率化いただけましたか?

松島様 
はい、年2回の棚卸についても大幅に効率化できましたね。特に各拠点の事務員の方への負担を軽減できたことが大きいです。年間で100拠点×3時間はかかるとして、300時間は削減できたのではないでしょうか。

全社的に座席のソーシャルディスタンスをとるようレイアウト変更するタイミングで、各拠点のフロアレイアウト図を集められたことをきっかけに、最近ではIT機器の配置状況の可視化も始めています。
特にネットワークトラブルの多い拠点はハブの接続状況までわかるように工夫していて、離れている拠点でも情報システム部が視覚的に全容を把握できるようにしています。現地の困っている方と電話だけでやりとりするのと、SS1を使って共通認識を持って対応できるのとでは、トラブル解決までのスピードが断然違いますね。

その他にも、PCで起こったトラブルを各部内で解決できるように、SS1のリモートコントロール機能を他部門も使えるようにすることなども計画していますよ。
会社全体でSS1を活用して、生産性向上を図れたらと思っています。そうすれば結果的に、情報システム部の業務を効率化しつつ、管理の精度を上げられるはずですので。

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(SS1の機器設置図画面 レイアウトイメージ)

Windowsアップデートや契約情報の管理にも活用していきたい

今後も前向きな取り組みを予定されているんですね。

松島様 
まだまだSS1を活用しきれていないと考えているので、すでに他の機能の活用も動き始めています。具体的にはWindowsアップデートの適用漏れの防止と、リース・レンタルなどの契約情報の管理ですね。
SS1はWSUS無しで機能更新プログラムを配信できるので、最新の状態になっていないPCがないか確認して、必要に応じてアップデートできる体制を整えています。これから実際に配信していく予定です。

契約管理についても、ちょうどリース情報を登録完了したところで、これからレンタル情報も登録していきます。通常、契約書などはファイリングしているので、詳細な契約内容を確認するためにはファイルを探して...ファイルの中から該当のデータを探して...となるところ、SS1をみれば契約書の現物データもまとめて確認できます。原紙を探す手間もかからないし、画面上で金額の照合もできるし、いいことだらけですね。
こういった、さまざまな管理をSS1に集約できるメリットは非常に大きいです。

SS1で見えないものが見えるから、情報システム部の自信につながる

最後に、IT資産管理ツールの導入をご検討中の方に向けてメッセージをいただけますでしょうか。

松島様 
SS1を導入して、見えていなかったものが見えるようになりました。それにより課題を見つけて、改善する流れをつくることができています。それに、情報システム部で取り組んでいることの成果も実感できるんですよね。これはとても自信につながります。
SS1で管理しているデータと、その他に私たちが保有しているデータを組み合わせることで、もっと会社を良くできるんじゃないかと積極的な考え方になれます。
情報システム部門にSS1は絶対あったほうがいいですよ。とても信頼しているソフトウェアです。

松島様、この度は貴重なお話をいただき、ありがとうございました。今後とも、ぜひSS1をご活用ください。

(インタビュー:ディー・オー・エス 山本) ※インタビュー内容は取材当時のものです

株式会社サニックス様

地球温暖化や環境破壊への対策が急務となる現代において、「持続可能な社会づくり」は世界の共通認識です。私たちは「次世代へ快適な環境を」という企業理念のもと、住環境、エネルギー、資源循環の3つの領域で事業展開しています。「快適な住環境を次世代につなぐこと」、「環境負荷の低いエネルギー」、「資源を捨てずに循環させること」、これらが当たり前の価値観として定着する社会の実現を目指します。

【業種】サービス業
【管理台数】1,800台
【URL】https://sanix.jp/

SS1をご活用いただいている株式会社サニックス様の導入事例をご紹介させていただきました。
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著者プロフィール
SS1LAB編集部
IT資産管理ツールSS1/SS1クラウドを開発・販売している、株式会社ディー・オー・エスの営業企画部メンバーで構成されています。IT資産管理・ログ管理・情報セキュリティ対策など、情シス業務の効率化に役立つ最新トレンド情報を随時発信中!

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