【株式会社バンダイナムコホールディングス様】IT資産管理ソフト「SS1」導入事例インタビュー


「セキュリティ対策」や「働き方改革」にも役立つとして注目されている、IT資産管理ソフト「SS1」。
2005年のパッケージ販売開始以降、多くの企業様にご愛用いただいております。
今回は、2020年9月よりSS1をご利用いただいている、株式会社バンダイナムコホールディングス様の導入事例をご紹介します。

bandainamco_01.png情報システム部 ITインフラ戦略セクション ITサポートチーム
塚本様(右)、内山様(左)、藤田様(中)

IT資産管理ソフトを検討したきっかけ

── IT資産管理ソフト導入をご検討されるまでの経緯をお聞かせください。

バンダイナムコホールディングス 藤田様 私たちはバンダイナムコグループにおいて、情報システム関連業務などのシェアードサービスを担っています。自社内だけでなく、業務委託契約を締結しているグループ企業の機器管理もおこなっているのですが、以前は約8,000台に及ぶ管理対象機器をすべてExcelで管理していました。
膨大な台数の情報を手作業でメンテナンスしている状態だったので、当時はヒューマンエラーも頻発しており、情報の正確性についてずっと課題を抱えている状況でしたね。

バンダイナムコホールディングス 内山様 一応、キッティングは我々で対応するのでその時点での精緻なデータは記録できるんです。ただPCを従業員へ貸し出したあとの、「どこで」「誰が」使っているのかといった最新情報については追いようがなかった、というのが実情でした。棚卸業務も、いま手元にある機器のみにしかおこなえず、各拠点や店舗など離れたところにある機器については対象外にせざるを得ませんでしたね。
「まずは情報をきちんと追えるようにしなければ」ということで、これらの台帳管理業務を自動化できるIT資産管理ソフトの導入を検討し始めました。

── 数千の機器を管理しなければならないとなると、正確な台帳更新をおこなうだけでも相当な工数が掛かりますからね。

バンダイナムコホールディングス 塚本様 その他にも、IT資産管理ソフトによる「セキュリティガバナンスの強化」もスコープに入れていました。具体的にはUSBの接続制限などですね。
我々のようなグループ企業はどうしてもサイバー攻撃の標的になりやすいため、そういった攻撃から身を守るためのインフラの一部として機能するツールを探していたんです。

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選定の決め手は「ユーザーに寄り添う姿勢」

── 製品の選定に3~4年かけたとお伺いしましたが、最終的にSS1を導入いただくに至った理由はどのようなところなのでしょうか。

藤田様 やはりユーザーライクな管理画面はいいなと思いましたね。はじめは他社製品もいろいろ見ていたんですが、価格面や仕様面で折り合いがつかなかったり、管理画面が使いづらそうだったりでなかなか決め手に欠けていました。
現場のメンバーは専門知識のある技術者ばかりではないので、あまり複雑なツールを導入しても使いこなせないんですよね。その点SS1は長年使い慣れたExcel調の画面ですから、誰にでも扱いやすいと思いました。実際、導入当初はメンバーも不安そうでしたが、今となってはすんなり使いこなしていますよ。

塚本様 製品自体の使い心地以外だと、ディー・オー・エスさんの"ユーザーに向き合う姿勢"も選定理由の一つです。機能の説明に終始するのではなく、我々の悩みをきちんと聞いたうえでさまざまな運用方法を提案してくれたので、そういったところに「寄り添い」の姿勢を感じました。

内山様 その観点で言うと、印象的だったのは導入フェーズでの出来事ですね。当時から当社ではリモートワーク制度を導入していたんですが、VPNにつながっている機器とつながっていない機器とが混在している状況だったので、「インターネット経由での機器情報収集」の要件が必須だったんです。
しかし、そのときのSS1にはそういったネットワーク構成の前例がない状態でした。そこでディー・オー・エスの担当の方に相談したところ、「もっと具体的に聞かせてもらってもいいですか」「開発担当を同席させてもいいですか」と食らいついてきてくれて。

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普通、こういった相談を取り合ってくれる会社ってなかなかないですし、こちらも内容を話す前に「どうせ無理だろうな」と諦めてしまうものなんですよ。でもディー・オー・エスさんはきちんと要望を聞いてくれて、最終的には当社のITインフラチームとともにネットワーク構成の共同開発をするところまで発展しました。いまではこのとき作り上げた仕組みで、VPNにつながっていない機器のデータも取得して一元管理できています。
これはディー・オー・エスさんとでなければ実現できなかったと思っていますし、本当にありがたかったです。

塚本様 「この会社なら、将来に期待できるな」「一緒に(SS1を)育てていけるな」と思いましたね。対応の柔軟性や製品の拡張性、そして会社としての信頼性は価格面の良し悪しよりも大きなポイントだと考えていたので、製品自体の良さも相まって「SS1には投資する価値がある」と確信できた瞬間でした。

ヒューマンエラーがなくなり、機器管理業務の正確性向上と効率化に成功

── 弊社は「お客様にご満足いただくこと」をもっとも重要な指標に位置付けていますので、そう言っていただけて大変ありがたい限りです。では実際にSS1を導入してみて、どのような効果を実感されていますか。

藤田様 情報を自動で収集してくれますので、台帳更新時のヒューマンエラーがなくなったというのがやっぱり一番ですね。また、Excel管理のままだと絶対にできなかった業務をおこなえるようになったことも大きな変化です。具体的には、SS1のアンケート機能を用いた使用者情報の更新などの棚卸業務がそれにあたります。

ヘルプデスク業務一つにしても、以前は「トラブルの起きた端末の機種」などを一からヒアリングしなければならなかったところ、SS1を導入した今では機器名を尋ねるだけで管理画面から機器の状態を把握できるので、工数の削減につながっています。

他にも、当社はタスクシーケンス(※注:MECM/SCCMの主要機能の一つ)を活用してキッティング作業をおこなっているんですが、その際に必要なMACアドレス情報をSS1から引っ張ってきたりもしていますね。MACアドレス情報を持ってくるために要していた何段階ものプロセスが、SS1導入以前に比べて大きく簡略化されました。すごく副次的な効果なんですが(笑)。

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大規模障害に発展する一歩手前で、SS1が思わぬ救世主に

── 当初の課題であった台帳管理の効率化に加えて、各機器管理業務の工数削減も実現されたのですね。

塚本様 副次的と言えば、SS1のレジストリ一括変更機能!あれが役に立った局面もありました。
以前、VPNに接続している機器全台に影響するネットワークトラブルが発生したことがあったんです。いろいろ原因を調べた結果、レジストリ設定を変更すれば解決するところまでは突き止めたのですが、今度はどうやって設定変更をおこなうかという問題が浮上しまして。Active Directoryのグループポリシーからでは対応できず、かといって数千人単位の社員全員にバッチファイルを実行させるのも現実的でなく...。どうしようか悩んでいたとき、ふと「そういえば、SS1にレジストリの一括変更機能あるじゃん!」と閃きました。

内山様 実際にこの機能を使ってみたところ、見事設定変更を全台に反映できたんです。本来であれば大障害になるはずだったんですが、1~2時間程度で解決することができました。SS1の名前が社内に一番轟いた瞬間だったかもしれません。「SS1すげー!」って(笑)。

塚本様 IT資産管理ソフトのような費用対効果が見えづらいツールは、どうしても導入後の成果がわかりにくいものですが、このときばかりは目に見えて結果として表れたのでとても話題になりましたね。上の者からも「SS1入れてよかったね」と言われましたよ。

── IT資産管理ソフトは多機能であるぶん、意外な活用方法が生まれることもありますからね。大事な局面で力を発揮できて、私たちとしてもうれしく思います。

インターネット経由の機器情報収集で、VPNにつながっていない機器のデータも取得

── 弊社のサポート/開発部門が協力させていただいた、インターネット経由での機器情報収集はいかがですか。

内山様 おかげさまで無事に実現できています。Amazon ELBを活用して、DMZサーバーを用いなくてもセキュリティを保ったままインターネット経由で情報収集できる構成にしているんですが、これは他社でも横展開できる仕組みなんじゃないでしょうか。
導入前は、当社のITインフラチームとディー・オー・エスさんのサポート/開発部門のメンバーが毎回2時間ぐらいの打ち合わせを繰り返していましたね。「こういう構成でどうだ」「ああいう構成でどうだ」って2か月ぐらいやり取りしていたと思います。

── 両社が一つのチームとして課題解決に取り組んだからこそ、最良の結果を生むことができたんですね。

case_network_bandainamco_ba.png(構成イメージ図)

繰り返しになりますが、ディー・オー・エスさんでなければこうはならなかったと感じています。「今後、VPNにつながっていない機器に対するデータ取得のスキームは絶対必要になる」と考えていましたから、実際に実現できたことは本当によかったです。

さいごに

── 現在IT資産管理ソフトの導入を検討されている方に向けて、メッセージをお願いします。

藤田様 選定時にはいろいろなツールを比較検討しましたが、管理画面の「使いやすさ」はSS1が一番でした。複数人での管理を考えている場合は、このExcelライクの見た目が馴染みやすくていいんじゃないでしょうか。

内山様 私はIT資産管理ツールって、各社であまり大きな差があるものじゃないと考えているんですが、だからこそこちら側に「寄り添ってくれる」という目に見えない・価格でも表せない部分が重要だと思うんですよね。ディー・オー・エスのメンバーは、そういったところに関してとてもレベルの高い人材がそろっていると感じています。なので、少なくとも私自身はSS1を導入したことに満足していますし、多くの方がそうなるのではと思っていますよ。

塚本様 「迷うぐらいなら入れてみな!」の一言に尽きますね(笑)。こういうのは実際に使ってみないと良さはわかりませんから。それに、導入して「入れなきゃよかった」と思われるような製品はこのご時世には生き残ってないですよ。SS1は生き残れるだけの力がある製品だと思っていますので、何か課題があってツールの導入を迷っているようであれば、とにかく入れてみることをおすすめします。

── 力強いお言葉、身に沁みます。塚本様、内山様、藤田様、この度は貴重なお話をいただきありがとうございました。

(インタビュー:ディー・オー・エス 山本) ※インタビュー内容は取材当時のものです

■株式会社バンダイナムコホールディングス様 概要
バンダイナムコグループは、「Fun for All into the Future」をパーパスに掲げ、エンターテインメントが生み出す心の豊かさで、人と人、人と社会、人と世界がつながる持続可能な社会の実現を目指しています。

SS1をご活用いただいている株式会社バンダイナムコホールディングス様の導入事例をご紹介させていただきました。
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